悪い慰め

感傷癖から抜け出すためのレッスン

読書/日記

日記

2019/02/14 仕事。 午後は車のなかで人を待っているだけで過ぎた。 車は駅前の通りに止めていて、下校途中の高校生がおおぜい通り過ぎていった。 女子生徒たちがみんな手頃な大きさの紙袋を持っていて今日がバレンタインデーだということ思い出す。ちかごろ…

日記

2019/02/12 仕事。 仕事中に西村賢太「春は青いバスに乗って」を読んだ。バイト先での暴行事件で留置所に入ったことを書いている。 同部屋の留置人との友情というほどでもないような関係で、主人公の「私」は彼らからの恩を返そうとおもうのだけど思うように…

日記

2019/02/11 休み。昨日と、今日と休み。昨晩は八王子へいった。ひさしぶり。古本屋で散財したあと、沖縄料理のお店へ行く。となりでおじいさんが飲んでいて、常連らしく沖縄が郷里のようだった。寺山修司を読んでいたので変な想像がふくらんだ。郷里から遠く…

日記

2/06 仕事。 とくになにもしないまま時間が過ぎてしまった。 なにも積み重ねることができず、日々最初からやりなおしている気がする。 本は少しだけ読む。1日がとても軽い。昨日と今日、明日、それぞれの1日の繋がりが薄い。 良いことか悪いことか、わから…

日記

2019/01/28 仕事。 サボっていることについて、上司がいくらか気にかけているかもしれない。怒っているとか、そのことを理由に脅かしてやろうとかいうのではなく、わたしと上司とさらにその上司との微妙な関係性のなかでの微妙な気にされかたといえばいいか…

日記

2019/01/24 図書館へいく。何冊か本を借りる。そのなかの一冊。鹿島茂『成功する読書日記』(文藝春秋)。なんとも微妙なタイトル。この成功というのは、読書日記を継続的に続けることができるようになる、の成功。前半は読書日記をつけるコツで、後半は著者…

日記

01/20 休み。ぼんやりしている間に一日過ぎてしまう。たまに職場でさしいれでもらう肉まんが美味しいので、調べたらPAOPAOというところのものだった。コンビニでしか肉まんを食べたことがなかったので、新鮮。大きい駅ビルの食品売り場によくあるらしい。夏…

日記

01/15 仕事。あまり忙しい要件もなかったのでぼんやりしているうちに一日過ぎる。 帰宅後は、「それから」を読む。 但馬にいる友人というのが出てくる。学生時代の友人で、その後但馬へ行ってしまう。とくに何という人物でもなく筋のために登場するようで名…

日記

1/10 美容室へいく。毎回書いている気がするけど、なぜあんなにみんな美容師と楽しそうに話せるんだろう。コミュニケーション能力なるもののなさに辟易する。その後、喫茶店で本を読む。あまり集中出来ず。前々から思っていたけど、外で本を読むのはむいてい…

日記01/06〜01/08

1/6 休み。だらだらと過ぎていった。 長谷川四郎「細部の拡大」、ホフマン「砂男」を読む。「細部の拡大」は細部を拡大しているというより、「登山帽の男」の前半を語り方を変えただけの変な小説。 「砂男」の主人公はどうものぞき見ることでおかしくなって…

読書日記

01/02 明日まで休み。 渋谷に『アタラント号』を観に行く。期待していたよりもはるかに楽しめた。大勢の人が動き回るのはとにかく好きで、冒頭のみんなが列になって歩いているのから良い。スリを大勢の人が追っかけるところも最高。また女と離れ離れになって…

読書日記

12/25 仕事。あと一週間なので頑張りたいところ。とても寒い。 長谷川四郎が「ぼくの好きな文章」という短い文章のなかで、文章が好きな作家として柳田國男と森鴎外をあげていたのは意外。 「小説」ではなくて、「文章」というところがポイントだろうか。 高…

読書日記

12/11 仕事。たいへん。 長谷川四郎「馬の微笑み」を読む。ソ連の煉瓦工場で働く話。語り手たちが働くのはしょぼい工場。〈若し「煉瓦製造技術発達史」というような本があるとすれば、その第一番目の挿絵に、この工場が出て来るように思われた。〉 ノルマは…

読書日記

2018/12/06 休み。と思いきや半日仕事。 千野帽子『読まず嫌い』をすこし読む。タイトルからして、読んでいない本についている話なのかと思った。わたしは本が好きな気でいるものの、実はあんまり読んでいないのでそのことを慰めてくれる本なんじゃないかと…

読書日記

2018-11-29 池袋の三省堂のアウトレットコーナーで草森紳一『本の読み方』を購入。同コーナーではじめて本を買ったと思う。 文庫コーナーにはリブロについての文庫本が平積みされていた。わたしの知っているリブロはもう別に求心力のあるころではなかったと…

おとずれる危機は隕石ばかりとは限らない日記

2018/11/25 約3週間ぶりの読書会。千野帽子『人はなぜ物語を求めるのか』を2ヶ月近くやっている。こんな長く時間をかける必要があるのだろうかという疑問も浮かぶけど、読書なんてきっと遅ければ遅いほどいいだろう。 休みの日だったので、美術館でも行こう…

期待と退屈の読書日記

2018/11/18 1 ホテルニューオータニへ行く。もちろん縁のない場所なので新鮮。庭園もうろうろする。低木の刈り込みが角までピッシリ綺麗で、どのくらいの時間をかけるのだろう。松はむしりすぎなんじゃないだろうかなどと思ってしまったが、そういうものなの…

読書日記

2018/11/12 仕事。起きるのがおっくう。週の始めからこんなんでいいのか。週の始めだからなのか。家に帰ってきてもやる気がでない。少しだけ本を読む。ブログは、まず日記を書いて何日分か溜まったら人にみせられないところ削ったりして公開しているのだけど…

メロウな日々への追憶と停滞

2018/11/06 三木卓『K』を読む。語り手である〈ぼく〉と妻であるKとの数々の出来事が書かれる。思い出される出来事の最中で〈ぼく〉が思ったことと、語っている時点での思いとのバランスがとても好み。過去の出来事を書きつつ、その時のKだけでなく〈ぼく〉…

読書日記

2018/10/28 昨日は久しぶりに福生へ行く。イケてる店員がはいていたイケてるパンツを買う。タイ料理を食べる。バッティングセンターへも行く。マシーンから飛んでくるボールは毎回、上下左右ちょっとずつ違うところへたどり着くのに、バットを振る位置を変え…

読書日記

2018/10/20 仕事。どんな天気だったろうか。あまり外に出なかったのだとおもう。寒さは感じた。会社に鍵を忘れてしまいとりにもどる。栗原裕一郎/若田部昌澄『本当の経済の話をしよう』、北村太郎『ぼくの現代詩入門』を読む。 栗原裕一郎/若田部昌澄『本…

読書日記

2018/10/16 仕事の辛さを感じる一日。帰宅後、今村夏子『こちらあみ子』を読む。とても良い。三人称だけど、あみ子にとても近い視点で書かれている。あみ子が理解していないことを読み手はきっと想像することができる。けれども、文章では、あみ子が理解して…

読書日記

2018/10/14 本日は新宿へ。チャイナムーン。 新宿のブックオフで本を数冊購入。模索舎へ行くも開店時間を間違える。 高橋源一郎『さようなら、ギャングたち』を読む。北村太郎『ぼくの女性詩人ノート』もすこし読む。 『さようなら、ギャングたち』を読むの…

読書日記

その日 A・ A・ミルン(石井桃子訳)『クマのプーさん』を読む。 「コブタ。」と、ウサギは、えんぴつをとりだして、そのさきをなめながら、いいました。「きみは、ちっとも勇気がないんだな。」「でも、とっても小さい動物になってみたまえ。」コブタは、か…

読書日記

その日 西尾勝彦の詩集『歩きながらはじまること』を少しづつ読んでいる。やさしいことばで書かれていて、筋もあるのでわたしでも楽しい。 「ならまちの古本屋」という作品は古本屋に行ったことが、行分けで書かれている。淡々として、古本屋の場所が語られ…

読書日記

09/26 仕事が多い。うんざり。雨が降っていた。仕事が多くて、うんざり、という話を電話ですると、電話相手の友達は凄いブラック企業に勤めていてもっとうんざりするような事をさせられているのだという。 冬川智子のマンガ『水曜日』を読む。 女子高生の日…

読書日記

09/20 雨が降る。気圧が低いのだと思う。体調が悪いような気がする。基本的にいつも仕事に行く前は体調が悪い気もするけど、気圧は引くようだから気圧のせいにする。自分を責めて憂鬱な気分になるのも辛いので、なにかのせいにしたいことは多いのだけど、あ…

読書日記

2018/09/15 高校の友達(唯一の!)から電話が掛かってきて矢沢永吉のライブに行くので、テレビに映るだろうから見るようにと言うので来たので仕事から帰ってくると晩御飯を食べながら観ていたのだけどちっとも映らなかった。五万人(そんなにいるか知らない…

読書日記

7/22 ジェイン・オースティ『高慢と偏見』(中野康司訳)を読んだ。 末娘のリディアの駆け落ち騒動からの展開はもうたまらないという感じで、ハッピーエンドの予感で満ちている。姉妹物?といえば『細雪』が思いうかぶのだけど、『細雪』は衣服の描写がとて…

読書日記

7/9 休みの日に『正しい日間違えた日』を観ました。ある一日を二つのパターンで描いた映画。ホン・サンスの映画に出てくる距離といえば「カンウォンドの恋」が好きなのだけど、今作の距離もとても好きなものでした。同一と思われる一日を二度繰り返し、出来…