悪い慰め

感傷癖から抜け出すためのレッスン

読書/日記

その日

仕事。
雨が降った。日が射していないということに新鮮な驚き。
「ロシアの革命」を休憩時間に読む。ブルジョアと人民の対立。ボルシェビキの扇動は失敗する。いつの出来事かわからない。
帰宅後、三木卓「わがキデイ・ランド」を途中まで読む。分かち書きというのか。句読点がない。語り手の娘を通して、語り手がこどものころにいた満州の同級生たちが現れる話。分かち書き というものを ぼくもしてみたい なにが 違うのかは よく わからないけど もし ぼくがバカでも 器用なやつだったら 感想など書けなかろうが 読んだということを 読んだ本の文体を真似して書くことができて それは 楽しいだろうな

その日

仕事。
本日は「ロシアの革命」は読まなかった。「サイレンと犀」という歌集を読んだ。歌集をちゃんと読んだのははじめてかもしれない。
帰宅後は犬と遊んだりした。
近頃、犬と遊んでばかりいてあまり本は読めていないのだけど、「わがキディ・ランド」も少し読んだ。こどものことを書く。娘だったりするけど、語り手自身のこども時代の友人だったりもする。他の生き物だったりもする。ひとつのものが他のものになり全部のようにもなる。過去や未来にもつながる。そのことを如何に書いているのかということはわからない。方法というものがあるのだろうけど、わからない。

その日

仕事。「わがキディ・ランド」を読む。後半の「戸口の外で」はかわいいペガサスが出てくる。詩を読んでなにか理解した気持ちになることは皆無といってもいいのだけど、なにか愛らしい登場人物がいてそれが愛らしい振る舞いをしているというのは楽しい。とはいえあまり思い浮かぶものもないのだけど、黒田三郎の娘のものもそういう良さがあるだろうか。


見返しにエッセイがついてる。


山下菊次氏による挿画もかわいい感じ。