悪い慰め

感傷癖から抜け出すためのレッスン

読書/日記

その日



吉祥寺へ行く。 美味しそうなお店はどこも人がたくさんいて、やむなくみんみんの隣にあったベトナム料理のお店に入る。 バーバーバーを二人で三本いただいていい気分。 どこへ行こうあそこへ行こう、と予定はあったものの、いい気分なので、本屋「百年」をちろっとみて帰宅。 何冊か買い求める。 福永信『アクロバット前夜』。90°じゃない方を買えて嬉しく思う。


その日


『パブリックライフ学入門』を少し読む。 わりと実際的な話で建築学生向けなのかもしれないけど、面白い。

(‥‥)「パブリックスペース」とは、街路、小路、建物、広場、ボラードなど、人為的な環境を構成するすべてのものであると理解できます。また、「パブリックライフ」も広義に捉えるべきであり、学校の行き帰りやバルコニーで、座る、立つ、歩く、自転車に乗るなど、建物の間で起きるあらゆる活動のことです。


その日


日中「熱帯植物園」ということばにとらわれる。理由は不明。 ことばにとらわれる、とはなんだ。意味は不明。 しかし、「熱帯植物園」がとても良いものに感じている。良いものとして感じているのが、「熱帯植物園」という場所そのものについてなのか、「熱帯植物園」に関するなにかをどこかで見たり読んだり聞いたりしたことに関してなのか。 近いうちに行ければと思う。

『パブリックライフ学入門』、 『現代詩文庫 片桐ユヅル』を読む。 片桐ユヅルは教師をしていたらしい。そのときの出来事を詩に書いている。そのときの経験をもとにしたものが多い。

職員会議で一人でも多く賛成の手をあげさせるより/活字になって知られることの方がはるかにやさしい 「エピローグ」より。