日記4/11~13
4/11
休み。
街へ出かける。風が強い。
用事があったのだけど、それだけで帰るのももったいない気がして、かつて仲の良かった人の痕跡を辿って街を歩く。
池袋には公園がいくつかあって、いくつかの公園では改修工事をしていた。
加藤秀一『はじめてのジャンダー学』を読む。勉強になる。
著者の他の初学者向けの文章を読んだときも思ったけど、文章はすこし苦手。
4/12
『俘虜記』が読みたくなり、読む。
今年こそは『レイテ戦記』も読みたいと意気込む。
とはいえ、この先2週間くらい仕事が忙しいようなので、それを思うとつらい。
雪が降ったのは、先日のこと。
朝方はみぞれのようだったけど、昼前にはずいぶん勢いよく降っていた。
ブログを遡っていくと、一番最初の記事で雪が降った日のことを書いている。
この記事はわたしが書いたものではない。もともとこのブログはわたしともう一人がいて、二人で更新していくことを企図されていた。
いろいろあってけっきょくわたしがひとりで書いている。
4/13
仕事終わりでSとお酒を飲む。
お酒を飲んだくれてる人がいかに嫌いかという話をしているうちにだんだん酔っぱらう。
ほんとは、そんなに嫌いじゃないかも、なんて、終電間際の週末の街でてかてかした顔をした人々をみて思ったりもする。
飲み屋の前なんかで、集団が二次会へ行こうかどうかとか、なんだか持て余した時間を過ごしているのは好き。
はたから見てると楽しい時間を過ごしているようなのに、きっとその場にいたら、早く帰りたいとか思ってしまうのだけど。
電車のなかで枡野浩一の『あるきかたがただしくない』をすこし読む。
離婚し、息子に会えないかなしみがずっと書かれている。それ以外のことも書いているのに、なんでもかんでもそのかなしみにつながっていくよう。