悪い慰め

感傷癖から抜け出すためのレッスン

読書日記

7/9 休みの日に『正しい日間違えた日』を観ました。ある一日を二つのパターンで描いた映画。ホン・サンスの映画に出てくる距離といえば「カンウォンドの恋」が好きなのだけど、今作の距離もとても好きなものでした。同一と思われる一日を二度繰り返し、出来…

読書日記

6/29 しばらく日記を書いていませんでした。サッカーばかりみていたせいです。本はいちおう読んでいます。本日は金子光晴『どくろ杯』を少し読みました。ひとつのところにとどまっていたいと思ってしまう「私」が、周りのせいというか自分のせいであっちへ…

読書日記

6/13 仕事。帰ってきてもあまり本は読めませんでした。仕事中に『月曜日の友達』を読みました。最近みているアニメ「恋は雨上がりのように」もそうでしたが、友情について良い場面があったのでそれらについて近いうちにいくらか書ければいいなと思います。 6…

読書/日記

6/6 仕事。本日から梅雨入りで、終日雨が降ったり止んだりしていました。 『エデンの園 楽園の再現と植物園』を少し読みました。 関口涼子『熱帯植物園』も少し読みます。詩として難しく感じる部分もありますが、熱帯植物園への興味的に面白いところも多い…

別々の場所から来て、別々の場所にいて、別々の場所へ行く

電話 さみしい人たちよ 電話してください。たぶん そこからふたりの話ははじまって 文学以外の球をつくることでしょう 「さみしい人たちへの球破壊」岡田隆彦 大学生のころ、スカイプで人と話した。見ず知らずの人ともよく話した。暇だったし休みの日にわざ…

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6/3 休み。 「まんパク」へ行く。 アンカースチームでいい気分。 入場券が800円で食べ物も安くないし、二時間しかいないのはもったいない気もしたが、良い気分なので良い気分。 良い気分ついでに、服を買い求める。 とてもいい一日だった。明日の朝になれば…

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その日 仕事。 室井佑月『熱帯植物園』を少し読む。 わりかし過激な筋だし、ちょっとしんどい読書だったかもしれない。 表題作のタイトルに惹かれて手にとった一冊だったのだけど、熱帯植物園についての描写は少ない。序盤で、高校生の主人公由美は歳が倍離…

みんな、夏休みはなにしてる?

もうだいぶ昔のこと、私が見ていたブログに「みんな、夏休みはなにしてる?」というタイトルの記事がありました。 正確ではないかもしれません。もう行方の知らないブログなので、確かめることもできないし、似たようなタイトルの記事なんていくらでも見つか…

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その日 仕事。仕事帰りに図書館へ行く。関口涼子の詩集を借りる。それと室井佑月の『熱帯植物園』と『世界一うつくしい植物園』というガイドブックを借りる。 『熱帯植物園』は枡野浩一が解説を書いていた。 そういえば『かんたん短歌の作り方』にも室井佑月…

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その日 吉祥寺へ行く。 美味しそうなお店はどこも人がたくさんいて、やむなくみんみんの隣にあったベトナム料理のお店に入る。 バーバーバーを二人で三本いただいていい気分。 どこへ行こうあそこへ行こう、と予定はあったものの、いい気分なので、本屋「百…

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その日 仕事。 辛い。 野村喜和夫『証言と抒情』を読む。 その日 休み。 良い天気。 良い天気の日に、良い天気だなと思うことくらいしか慰めがない。 『ひとり空間の都市論』を読む。 その日 仕事。 終日うんざりした気分で過ごす。 暑さのせいだろう。 昨年…

同じ夜に立ってる

「自信がなさすぎるんじゃないの?」 と言われた。 まあ、たしかにある面ではそうだ。と思った。 どうしてなんだろう、と訪ねた。 「ネガティヴすぎるんだよ」 と言う。 ネガティヴだから自信がないのか、自信がないからネガティヴなのか。わからないけど、…

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その日 仕事。 『電脳コイル』の磯光雄が新しいアニメの監督をするという。 『電脳コイル』はとても好きな作品だった。ぼくが中学生のときだった。当時は野球をやっていて、放送のある土曜日は6時まで練習があり、急いで家に帰ったのを覚えている。練習が終…

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その日 仕事。 大学の同級生が結婚するということで、飲み会に呼ばれる。 え、結婚式呼ばれてないけど。 いや、呼んだよ というから、確認するとたしかに呼ばれていてた。ぼくは常々、友達がいないとかほしいとか、そんなことばかり嘆いているけれど、悪いの…

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その日 仕事。 とても暑い。 朝顔は元気そうだ。 しかし、朝顔は軒下に植えられていて、石川初『ランドスケールブック』によると、壁に囲われておらず、日が当たる場所であっても、雨が当たらない軒下のような空間は屋外とは言えないというようなことが書い…

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その日 仕事。 一週間が始まる。 『原っぱと遊園地』 『入沢康夫詩集』を少しずつ読む。 『入沢康夫詩集』は前に読んだときに比べてだいぶ感じ入るものがある。それが何かはよくわからないけど。 僕が今まで入沢康夫と口に出したことはごくわずかしかないの…

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その日 現代詩手帖2018年3月号をパラパラと眺めていたら、野村喜和夫の『魚群探知機』という作品の冒頭がささった。 消尽。ーー私は私を消尽する。それ以外に私の存在理由はない。 ああ、そうだ。これしかないという気分になる。

読書/日記

その日 仕事。 忙しい。 ひさびさのいい天気。仕事などしてる場合じゃない。いい歳してどこかへ行かなければならないという思いに取り憑かれて過ごす。 今日は死ぬのにもってこいの日、みたいなタイトルの本があったように思う。内容は知らない。タイトルか…

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そのひ 仕事。 石川初『ランドスケールブック』 『岡田隆彦詩集』を少しずつ読む。『ランドスケールブック』というタイトルは、もちろんランドスケープから来ているのだけど、地形の話から始まり、庭の話へとじょじょに身体スケールに近づきながら進んでいく…

読書/日記

その日 仕事。とても疲れた。『岡田隆彦詩集』を少し読む。 花村太郎『知的トレーニングの技術』の「青春病克服術」という章に以下のような文章があった。 青春期の空想癖や心理的動揺や死への魅惑などの 、一種のノイロ ーゼ症状は 、歴史的なロマン主義の…

読書/日記

その日 仕事。前日がハードだったのと、とんでもない暑さのせいでヘロヘロ。帰り道に図書館に寄って石川初『ランドスケール』を借りる。大江健三郎『新しい人よ眼ざめよ』現代詩文庫『岡田隆彥詩集』を少しずつ読む。 読むことを通じて、現実を解釈している…

本の読み方のいろいろ

本の読み方は人それぞれとは言うものの、あんがいぼくは生真面目に本と向かい合っているようだ。 本を開いて一行目から、せっせと順々に読んで行く。筋や登場人物だって覚えようとする。調子の良い時は線だって引くし、メモだってしちゃう。 あるいはモノと…

読書/日記

その日 仕事。 カーソン・マッカラーズ(村上春樹 訳)『結婚式のメンバー』を少し読む。 12歳の少女が主人公の話。映画に関しては子どもか犬が出てくるものが好きなのだけど、小説はどうだろう。主人公のフランキーは言い得ない不安に襲われ、少し邪険に思…

灯台と自意識

どこかで宮崎駿が堀田善衛の「方丈記私記」について、自分にとっての灯台だった、と書いていたおぼえがあります。 いったい自分がどこにいるのか、そしてどこへ向かっているのかわからない大海で、指針となるような本だったと言うようなことだったと思います…

読書/日記

その日 仕事。 たまたま読んでいた井坂洋子『詩はあなたの隣にいる』と穂村弘『きっとあの人は眠っているんだよ』の2冊で石原吉郎について同じ文章に触れていた。 本を読んでいるとこういうことがたまにある。誰しも経験があるだろう。 まったく意図したわけ…

読書/日記

その日 仕事。 仕事終わりで、新宿に呑みにいく。 電車の中で佐々木幹郎『パステルナークの白い家』を読む。詩人の余技的な軽いエッセイだと思ったけど、読み進めていくと意外と面白い。旅の話と過去の話。過去と現在。それぞれの出来事に著者は眼差しを向け…

読書/日記

その日 仕事。 仕事はとても辛い。 どんな世の中になろうとも、怠け者はダメな人である、とされてしまいそうだ。怠け者はどう転んでも世の中の敵になるのではないだろうか。ダメな人とされている人がいる。しかし、この人は実はこういう理由があってダメに見…

ぼくが警察官だったころ

むかし、ぼくがまだ警察官だったころ、県道を集団が走っているとの通報があった。夜だった。暴走族のようななにかで、バイクがまとまって走っていた。パトカーに気がつくと、けつもちというのだろう数台が低速で蛇行運転をはじめた。彼らはみな二人乗りで、…

読書/日記

その日 仕事。仕事帰りに、図書館へ行ってそのままご飯を食べに行く。カレーを食べた。インドカレー。食べ物にあまりこだわりがあるほうではないけれど、食べ物の写真が載っている本はけっこう好きだ。煮卵の作り方みたいなタイトルの小さい本が本屋さんにあ…

読書/日記

その日 休み。 天気が良かったので外で本を読んだ。 いとこのこどもがきて遊ぶ。 貞久秀紀『雲の行方』と『具現』を読む。回り道とか寄り道というような文章がある。たとえば最近読んでいる後藤明生の文章は寄り道のように感じる。本筋があって、話がだんだ…